
時短勤務での正社員転職を望む女性がとても多くなっています。
ただ一方で、まだ今の日本では時短転職は難しいのが現状。成功させるためのコツを知って、上手く転職活動を進めましょう。
時短で中途入社できる企業は非常に少ないことを前提に
「時短勤務が利用可能なのは入社後○日後から」という制約がついている企業はとても多いです(半年後、1年後など)。
また、時短勤務ゆえに入社後レクチャーを受ける時間が少なくなりがちで、入社後の立ち上がりが遅くなりやすいため、時短での入社に積極的でない企業も多くあります。
ですが一方でまだ少数ですが、条件でなくその人の能力やスキル、人柄をしっかり見て評価し、時短勤務であっても採用する企業はあります。
時短勤務での入社が可能な求人は少なく、貴重です。1社1社を大切に見ましょう。
競争倍率が非常に高いことを理解しましょう
時短勤務での転職をご希望の方は、子育て、介護など、何かしらのご事情がある方ばかりです。ご事情があるゆえに、みなさん働き方の希望が似やすい傾向があります。
突発的な休みがOKで、リモートワークができて、できればフレックスタイム制で、残業がなくて...
つまり、リモートワークOKなフレックスタイム制の、子育てや介護に理解のある求人はかなり競争倍率が高いんです。
自分と同じような経験があるライバル10人の中で勝ち抜かなければ採用にならない、そんなイメージをしていただけるとよいでしょう。
面接にあたっては、企業を事前にしっかりと調べ、アピールする内容も固め、質問も3〜4個は必ず用意して挑みましょう。
すぐピンと来なくても諦めずよく見てみましょう
時短勤務での転職がOKの求人には偏りがあります。多くの業種や職種でOKなわけではありません。
今まで経験した分野とは全く違うものだったりするがゆえに、パッと見て「よくわからない」「あまり面白そうに見えない」と思われる方がとても多いです。
ですが、これまで多くの方の転職支援をする中で感じることは、その会社の目指すものや取り組む課題、想いをお話しすると、「ちょっと企業さんに話を聞いてみたいかも...」とおっしゃられる方が多いことです。
求人票のテキストを読んでもピンとこないなら、企業のブログや資料なども見てみましょう。それでもよくわからなければ、転職エージェントなどその企業をよく知る人に詳しくお話を聞いてみましょう。
最低5社、できれば10社は書類応募しましょう
一般的に見て、書類応募からの内定取得率は10%もありません。つまり10社応募して1社内定がとれるかわからない状態です。
さらに時短勤務OKの求人は倍率が高いことも多いため、それ以上に内定取得率が低いです。
家庭の事情もあり時間がとれない中で大変ではありますが、成功のためには最低5社、できれば10社は書類応募するようにしましょう。
面接では働き方以外の質問から
子育て中の方の面接落選理由で多いものは「働き方以外の質問が出なかった。事業や会社に興味がないように感じた。」というものです。
働き方や帰れる時間などが気になる気持ちはよくわかりますが、面接は質問まですべてアピールの場です。
企業はあくまでも「自社で活躍してくれる人」を採用したいので、事業や会社に強い興味を持っている方を求めています。
働き方の確認事項は質問の中でも最後、またはエージェントを利用する場合はエージェントから聞いてもらう形で確認しましょう。
以上、参考になりましたか?
もし、時短転職をお考えの方は、ぜひハイクラス×ママパパ転職の転職エージェント「withwork」にご相談ください。